~昆布について~
当社で加工する『おぼろ昆布』は全て、北海道産真昆布を使用しております。
真昆布の中でも南茅部産 白口浜の1等にこだわって削っています。
~真昆布について~
真昆布は日本で最も代表的な昆布です。上品な味わいの出汁がとれ、出汁を生かす料理に向いています。
上品な甘みがあり、肉厚なのでおぼろ昆布やとろろ昆布など高級昆布加工品として用いられています。
生育する浜によって昆布の品質が異なります。『白口浜』『黒口浜』『本場折』があり当社で使用する昆布は『白口浜』です。
白口浜は幕府の献上されていたことから別名『献上昆布』と言われ、昆布の中でも上級品で有名です。
その昆布から削りだされるおぼろ昆布は、昆布加工品の中でも最上級品として市場で扱われています。
~醸造酢について~
おぼろ昆布の原材料は、昆布と醸造酢のみです。
なぜ酢を使うのか??
加工前の昆布は出し昆布の様な硬い状態なので、酢に浸し柔らかくしてから加工していきます。
また昆布などの海藻類は酢と合わせることで栄養成分が効率よく摂取できるとされているからです。
酢は、千葉県にある大正11年創業の歴史ある食酢会社の物を継ぎ足しで使用しています。
酢の原材料である醸造アルコールは、越後の大手酒造メーカーの吟醸酒粕を使用し3年熟成させたもので、酢をつくる製法にもこだわり伝統的な杉の桶で仕込みを行いながら最新の技術と融合させ良い酢が生まれるそうです。
透明な澄んだこの酢は大脇昆布のおぼろ昆布の味を支える大事な役割を果たしてくれています。
↑おぼろ昆布ができるまで①から⑤は女将のブログで紹介しています。
こちらからどうぞ。