~昆布削り職人について~

福井県敦賀市がおぼろ昆布の加工全国8割を占めています。

その次に大阪の堺市が有名です。ではなぜ能登(宇出津・ウシツ)で昆布?とよく質問されます・・・

先代は10代の頃に丁稚奉公のような形で福井県敦賀市で昆布削りの職人として腕を磨き、40歳になる頃に故郷である能登に戻り数人の職人を抱え生業としました。

 

創業当時職人は多い時で7名くらいおりましたが、昆布削りは1人前に削れるようになるまで3~5年、またそこから製品になるような昆布が削れるようになるまでもう数年かかります。

とても地味で根気が必要な作業である事と長い年数をかけて職人を育てていく経営側の困難もあり、年々職人の高齢化が進み現在では2代目1人で削っています。

大阪堺市でも現在では10数人ほどにまで減少しているそうです。

 

『おぼろ昆布』は機械で削りだすことは決して出来ません。機械で生産できるとろろ昆布とは違い高価ではありますが、職人が一枚一枚削りだす昆布には守り続けなければならない伝統の技と魂が込められています。